やにうさぎの雑記帳~140字じゃ語れない~

某呟きSNSには入りきらない思いやなんかを書いています。

【万年筆】コンバータを使ってみよう!【パイロット】

書き物をよくする人なら、一度は憧れるであろう『万年筆』
僕も普段使いの筆記用具として使っています。手帳に予定を書き込んだり、ノートを書いたり、思いついたことをメモしたり・・・たくさん書くけど握力がなく、書いてるうちに疲れてきてしまう僕にとって、万年筆はまさに理想と憧れの筆記用具でした。

今使ってるのは、パイロットのエリート95SのEF*1とF*2、それからルシーナのFです。あとは、セーラーのハイエース・ネオ3本に黒、赤、青という3色をそれぞれ入れて手帳につけたペンホルダーにぶら下げて使っていたりします。
特にハイエース・ネオは、定価1080円という値段ながらも、細かい字も書きやすく、履歴書を書いたり手帳に何か書き込むのにもストレスがなく、その値段故に気安く持ち運んでいこうと思える辺りが気に入っています。

そう言いながらも、やっぱりお気に入りはパイロットの3本。特にエリートは携帯時119 mmという短さで、ワイシャツの胸ポケットにもピッタリ収まってくれます。そして、筆記時にはキャップをペン尾部につけることでバランスが取れて、安定して書くことが出来ます。
ルシーナは、中学生の時に初めて買ってもらった万年筆で、思い出深い代物です。ただ、それ故に持ち運ぶこともせずに専ら家で使っていました。

 今まで、インクと言えば、カートリッジ式だったのですが、ここ数年、諸事情*3でメモをとる量が増え、万年筆の出番が増えてきました。

そこで、一番使用頻度の多いパイロットの3本を思い切ってコンバータによる吸入式にすることにしました。

まずはインク。こだわりだすと【インク沼】という新たな沼に引きづり込まれかねないので、パイロットの純正インクの黒と青にしました。

f:id:yaniusagi:20150531152213j:plain
図1. パイロットのインクボトルと知人からもらった鳳翔さん人形。今回は使用頻度の高い黒と青を選びました。

 

さて、エリートとルシーナでは、適合コンバータがちょっと違います。エリートはCON-20という板バネ式のものしか使えませんが、ルシーナではCON-20に加えてCON-50という回転吸入式のものも使えます。
今回は、エリートにはCON-20を、ルシーナにはCON-50を導入することにしました。

 

<CON-20>

まずは、板バネ式のCON-20です。図2は、エリートのペン先に装着した様子です。ペン先のクビまでインクに浸して、"PRESS HERE"と書かれた部分をシポシポと押してやることでインクを吸入することができます。ただ、見た目としては本当に吸入できてるのか分かりづらいような気がします。

f:id:yaniusagi:20150531150404j:plain
図2. パイロット製板バネ式コンバータCON-20をエリート95Sのペン先に装着した様子。ペン先をインクに浸した上で"PRESS HERE"を押すことでインクが吸入される。

 

<CON-50>

お次は、回転吸入式のCON-50です。図3は、ルシーナのペン先に装着した様子です。コンバータ上部の黒いツマミを左に回すことで内部のピストンが下りてきます。ピストンを下ろした上で、ペン先をインクに浸し、ツマミを右に回すことでインクを吸入することができます。

f:id:yaniusagi:20150531150559j:plain
図3. パイロット製回転吸入式コンバータCON-50をルシーナのペン先に装着した様子。コンバータ上部の黒いツマミを左に回してピストンを下げた上でツマミを右に回すことでインクを吸入することができる。

 

図4は、インクを実際に吸入してみた様子です。吸入した様子がはっきり見えるので、どれだけ吸入できたかは、板バネ式コンバータよりも分かりやすいです。

f:id:yaniusagi:20150531150934j:plain
図4. CON-50で実際にインク(青)を吸入した様子。インクがコンバータ本体に入っているのがわかる。

 

そんなこんなで、無事、インクも吸入できたので、バシバシ書いていこうと思います。

 

*1:極細字

*2:細字

*3:2年前に色々あって倒れてから握力は30 kg弱になり、メモを取らないと忘れたりパニックになるようになった