やにうさぎの雑記帳~140字じゃ語れない~

某呟きSNSには入りきらない思いやなんかを書いています。

重度コミュ障のための傾聴の12のポイントとコミュニケーションの話

おばんでした。

今日はやけに真面目なタイトルですが、ちょっと書いてみようかな、と思いまして。

https://note.com/degumiu13/n/nf01e94b81a10

 

このサイトの方は、傾聴の12のポイントをグラフィカルに書いてくださっていて、すごく分かりやすいです。
さて、この12のポイントをちょっと振り返りながら、コミュニケーションの方法についてちょっと考えてみたいと思います。

なお、この話は「根暗で人とお話することが病的に苦手で全然上手く会話が成立しないレベルのダメ人間」であるところの僕が、人間社会でなんとかそれっぽくやっていくために意識していることなので、お話上手な諸氏には全く参考にならないと思いますし、これができても女性にはモテません。むしろ色々言われて凹むだけです。
あくまで、お仕事用の人格の時にお使いください。

 

1:早すぎるアドバイス「こうしてみたら!?」
2:自分の話「うんうん、私も○○で~」
3:中断・遮り「あ、それって・・」
4:見当違いの共感「わかる~○○だよね~」
5:解釈「それって○○ってことでしょ!」
6:重要性の否定「大した問題じゃないよ~」
7:停滞「・・・(同じ話ばっかりだな)」
8:たえまない否定「いや、ちがう、そうじゃないって」
9:お説教「それってわがままなんじゃない?」
10:中傷「人としてどうなの?ありえない」
11:皮肉「ある意味天才だよね~」
12:ノンバーバルな否定(返事しない、スマホ見ながら等)

 

どれもやらかしそうな感じですよね。会話を建設的にしたいと思うあまり、1とかやっちゃいますよね。話を盛り上げなきゃ、と焦るあまり2・3・4・5もやっちゃいますね?(そんなことない、という人は多分お話するのがすごく上手い人でしょうからこの記事を読む必要なんてないですよ)
7(停滞)については、かなり難しいところではありますが、これもまああとでお話します。

さて、個人的な経験上、全部を避けることができる「傾聴の姿勢」というのがあります。「話す前の姿勢」と「話を聞いている時の姿勢」に分けて、5点のポイントをお話します。

まずは話す前の姿勢。スマホは机の上に置くこと」「相手の方に体を向けて、顔から目を離さないこと」をやってみましょう。
ほら、小学生が「お話を聞くときは両手をお膝の上に置いて、相手の方に体を向けましょう」と言われるアレです。
これでノンバーバルな否定(12)を避けることができます。ノンバーバルというだけあって非言語の、明示されない態度の部分ですから、無意識にやらかしちゃう部分です。そうならないように自分で環境を作っちゃいます。「私はあなたの話を真剣に聞く用意がありますよ」という姿勢を明確にするだけでも、相手が会話する時に「この人は話を聞いてくれる」という印象を与えることができます。

次に、話を聞いてる時の姿勢。「相槌を打て」「とにかく聞け、話すな」「『共感のさしすせそ』っぽいもので会話をつなぐ」の三点です。
会話は停滞することが当たり前ですし、堂々巡りもします。「とにかく話を盛り上げてくれなきゃ嫌!」という方には、キャバクラかホストクラブに行ってもらいましょう。そういうのがお望みなら、プロにお任せした方がいいです。
とりあえず相槌を打ちましょう。無言でもいいですが、「なるほど」「そうなんですね」と『共感のさしすせそ』っぽい一言を添えられたらなおいい。この時、少しだけ語尾を伸ばしておきます。語尾を伸ばすのは、間が抜けた印象を与えがちですが、ここでは「穏和な人」を演出する方向に効いてくれます。
とにかく「話を聞いてくれている」という印象を相手に与えることで、相手が喋りやすい場を作り出しましょう。そうすることで、あなたが話す必要はなくなります。話すのが下手なんですから、慣れないことをしちゃいけません。そんなことしてしまったら、話の腰を折ってしまったり(3)、話すのが下手だしってアドバイスしちゃったり、自分の話をしてしまったり(1・2)、勝手に人の話を共感したふりして要約しちゃったり(4・5)してしまうんですから。挙げ句の果てには、(無意識に)せっかくの相手の話を否定したり説教したり皮肉ったりするんですよ(6〜10)。心当たり、あるでしょ? 偉そうにいってる僕もだいたい毎日やらかしてます。だからモテないんです。

(だいたいにおいて、女性は「自分が話したい!」というくせに「男が会話を盛り上げてくれないと嫌だ!」というわがままな人が多いのです。その口で男女平等を叫んでいようもんなら、千年の恋も1msで冷めます。急冷です。クエンチですよ。)

 

ということで、いつもやってる5点を書いてみました。あくまで傾聴なので、自分から自発的な発信はしない、というのがベースです。どうしても自分が話したいときは、自分が話しても怒らない人を相手に選びましょう。
僕の場合は、「吃っても怒らない人」「話にまとまりがなくても怒らない人」「無言の時間が続いても怒らない人」を条件にしています。まあ、ほとんどいないんですけどね、、、

 

書き殴った駄文ですが、会話で悩む自称コミュ障の皆さんに少しでもお役に立てたら幸いです。