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やにうさぎの雑記帳~140字じゃ語れない~

某呟きSNSには入りきらない思いやなんかを書いています。

【新年度】年明けくらいから年度末まで【学位取ったってさ】

お久しぶりです。らぼうさぎでした。
なんとなくのブログ更新です。最後の記事は去年の夏あたりですね。ホントにほっときぱなしでした。

というのも、僕自身、博士課程の最終年度(4年目だけど)で、D論やら公聴会やらでばたばたしていました。
特に、2017年になってからは

本審査申請とD論提出(1月頭)→就職活動と公聴会(2月初頭)→卒論発表指導(2月半ば~末)→引っ越し準備(3月中)→サンプル・データの引き渡し(3月末)→学位記交付式と引越し(3月末)→荷解きと生活基盤の確立(3月末~4月頭)と怒涛の3か月間を過ごしていました。

公聴会には、大学外から様々な方に来ていただきました。本当にありがとうございました。あれだけの人数の方が来るとは思ってもいなかったので、本当にうれしかったです。

そして、やっと、博士(理学)を取得することができました。
4年かかってしまいましたがね、でもここまでこれたのでホッとしています。

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【備忘録】7/23雑誌会で取り上げられた論文【あとで追記するかも】

7/23のゼミ(雑誌会)で取り上げられた論文
※備忘録なのでとっ散らかってるし、追記もします。

RCS Adv. 2016, 6, 6997-7001.

pubs.rsc.org

硝酸イオンだけを選択的にセンシングして、凝集誘起発光(Aggregation-Induced Emission; AIE)挙動を示す水溶性アントラセン誘導体のお話。

p-アントラニルビニレン誘導体はAIE挙動を示すことが知られているということで、アントラセンを主骨格にして分子を設計。

f:id:yaniusagi:20160725123304g:plain

ピリジニウム部位は水溶性を稼ぐのに使っていて、ピリジン窒素に刺さったアルキル基は疎水性相互作用による凝集を狙ったとか。
検出限界が0.475 μMということで、アメリカの水道水の基準値(65 μM)よりも2桁くらい小さい。水道水程度でも十分センシングできる。
細胞イメージングもできるんだって。

 

Chem Commun. 2016, 52, 1278-1281.

pubs.rsc.org

フォトクロミズムを起こす分子の中でも戻りの反応が熱で進行するタイプ(T型)と光で進行するタイプ(P型)というのがあるけど、今回は溶媒によってT型かP型かというのが変わる9-置換ジピリノン誘導体を作ったよというお話。

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ちなみにジピリノン自体はT型フォトクロミック化合物なんだとか。
9-位(ピロリノンじゃなくてピロールのα-位)に電子供与性基を導入することで変換後のE体の安定化を図っているのだとか。

異性体への変換はNMRとUVで観察していて、この誘導体はクロロホルム中ではT型、すなわち熱でZ-体に戻り、メタノール中ではP型、280 nmの光でZ-体に戻るんだって。

溶媒によって戻りの反応が変わるというのがこの論文のミソだと思うんだけど、発表した学生さんはその点についてはゴニョゴニョ言ってわけわからんかったので、自分で読んで追記します。

以上、参考までに。(20160725)

【2016年度】前期がそろそろ終わりそうだし、誕生日も過ぎたから色々と書こうかなと【あと半分】

夏だし、今年度前半戦を振り返りましょうね

久しぶりにブログを更新しようかなと手を付け始めたんですが、なんだか読みにくいデザインだったので、明るそうな感じに変えました。
普段は、某呟きSNSで思考垂れ流しをやってそれで事足りているので、こういう長文かかないんですよね。とりとめもなくなるし、オチもなく発散しちゃうし
(それは僕の文章能力の問題)

で、何を書こうかなと考えながらポチポチしていますが、とりあえず、4月から覚えてることを振り返っていくことにします。

今年の学部生は割ということ聞くね、うん

というのが4月。僕の直下についたのは二人なんですが、やっぱり卒論のテーマになる分子構造だけ寄越されて

(゚Д゚)<作る目的? そんなものは現場で考えるもんやろ。教授は分子構造さえ考えていればいいんや!

ということで、やっぱり卒論の面倒を見る羽目になりました。もうね、生活保護で月々もらえる額くらいの働きはしてるんじゃないかと思ってるんですが、世の中はそう評価してくれません。
もしかしたら、日本には僕みたいな院生がたくさんいて、金のない地方大学の(研究の方じゃなくて)教育を支えているのかもしれませんね。いや、知らんけど。

で、肝心の学部生は二人とも成績はいいんですよ。うん。そういうところがしっかりしてるとこちらとしてもやりやすいんですがね、そうでもなかった。

一人は典型的な指示待ちちゃんだったのですが、最初から細かく指示を出せばきちんと動くし、困ったらすぐに相談してくれる。メモも取るし、それがきちんと備忘録だったりなんだりで機能していたので、あぁ、できた子なんだなあ、と。
今では自分であれこれ考えてふた月くらい先までの実験計画を立てることができるし、色々と自分で考えてくれるようになったので、成長を感じます。
就職先も決まったというし、本当におめでたい限りです。
このままの調子でいけば秋口には目的の誘導体が拝めると思ってるんだけど、どうなることやら、、、、

で、もう一人は問題児というのか、、、うん。
今期の首席だというんだけど、「お前ホントに首席か?」と思うくらいには頭に知識が入ってないし(テスト終了とともに全部抜けちゃうタイプかな)、なんでもめんどくさがって手を抜くもんだから、手を抜いちゃいけないところまで手を抜いちゃって、結局やり直しになるとか、まあよくありました。
もちろん、「ココで手を抜いちゃだめだよ」というポイントはあらかじめ説明してはいるんですが、やっぱりそこで手を抜いちゃう。いや、困るんだけど、、、
そんなやつも、前期が終わる頃には立派に実験できるようになってきたので、やっぱり成長してるんですね。やばいところで手を抜こうとするのは相変わらずなので、見張ってないと怖いですが。

GWは第2回TCS*1だったんだって

東京でやりました。えぇ。前回と同様、2日間で、1日目はワイワイ飲んで遊んで、2日目は朝から裸足で逃げ出したくなるような研究紹介とディスカッションです。でも、楽しいんですよ、いろんな分野の人がいて、いろんな話が聞けるし、なにより率直で建設的な議論ができますからね。

(゚Д゚)<ワシとの議論が建設的やないというのか!
/) /)
*´ω`)<あなた、まともな議論できないでしょ

あ、来春には学位が取れそうですよ

忘れもしません。7月7日の正午。画面に出ていた"accept"の文字。
学位取得に必要な3報がやっと揃ったということで、泣いて喜ぶところなんでしょうが、嬉しさよりも「やっとこれで終わりなんだ」という安堵感のほうが強かったです。

4年かかりましたが、一応なんとかかんとか学位が取れそうです ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
正直、ほっとしていますよ、えぇ。もうだめかと何度思ったことか。

3報で終わると思った? もう1報書けるね! やったねらぼうさちゃん!

正直もうここでなにもしたくないんだよ。もうすぐにでも学位論文書いておさらばしたいんだけどどうしたもんかねこれは。

ということで、「行きがけの駄賃」ということで、今までリタイアしていった学部生が残していたテーマを僕が片手間にやっていたんですが、それが投稿論文に出来そうなところまできました。最初はもっと早く終わるつもりだったんだけど、あれもこれもとやっていたらこんなところまできてしまいました。原稿書かなきゃ、、、

今年度の夏休みは13日間です

長いです。こんなに長く休みが取れるのもおそらくこれが最後。次は棺桶に入るときでしょうかね。それとも定年退職後ですかね。正直、定年まで生きていられる気がしない

帰ったら「夏休み北海道乗り鉄大作戦」をやる予定です。 順調に洗脳されてますわ

 

ということで、とりとめのない文章を書いてしまいました。今度は写真を載せようと思います。うん。

 

*1:Toyama Chemical Society. 化学界隈のフォロワーのオフ会。ただし、研究紹介とディスカッション付き。これがウリ。

【2015年度】今年度を振り返って【もう終わり】

とんだ目にあったけど、それなりに勉強になった一年でした

今年度で学位が取れると思って就活をしていた前半戦。結局、就活は全敗してしまいました。そして、論文も揃わず、学位も最低半年はお預け。。。

相変わらず指導教授ともめるし、学部生の卒論指導で奔走したり、直下の学部生が(今年も)途中からラボに来なくなってしまったりで「疫病神」扱いされていました。

それでもまあ、社会勉強になりましたよ。いろいろと。

あまり多くを書くといろいろとまずいのであれですが、、、ちょっと遠回りになりますが、学位はなんとか取れそうなので、精神的には落ち着いています。こんなもんじゃ俺のハートは折れないぜ、というわけですね。

TCSとか、ハワイとか、すごかったよね

ツイッターではもそもそつぶやいていたんですが、12/11-12に富山にフォロワーさんがゾロゾロ来てくださってオフ会めいたもの (Toyama Chemical Society; TCS) をやったわけですが、アレ、最初は僕も含めて3人くらいの予定だったのに、いつのまにかあんなにたくさんの方に来ていただけることになってですね、、、びっくりです。あんなに簡単に人が集まるもんかいね、と。ご参加いただいた皆様におかれましては、その節は本当にお世話になりました。

あとは、そこから間髪おかずにハワイに飛んで、PACIFICHEM2015に行ってきたわけですが、そこでもTCS参加メンバーに再会して爆食したり、朝から晩までビールを飲み続けたり、学会にきちんと参加したり、(丸投げされた)ポスター発表をしたり、盛りだくさんでございました。

楽しかったですよ、すごく。人生の中で一番楽しかったんじゃないかと思いますね。この一年間って。

そしてお待ちかね、日本化学会春季年会です

もうね、これですよこれ。学会発表しに行くというよりオフ会に参加するという恒例の春季年会。今年も発表します。ポスターですけど。しかも2件。そう、丸投げです。

今回の丸投げは申込み、要旨、ポスター作成、印刷、掲示、発表、撤収までです。自分の名前が入っているとはいえ、発表者じゃないんですがそれは、、、という感じですが、もはやお約束なので、何も言うまい

オフ会、今回もありますね。今から楽しみです。

で、来年度はどうするの?

詳しくは4月に入ってから考えることにしますけど、来年度は学部生の卒論テーマも考えて出さなきゃいけないので、そのつもりで動いてます。てか、院生が卒論テーマを考えろって、よくあることなのかしら、、、、教授とはなんだったのか

 

【お盆休みの思い出】青海川駅に行ってきました【呑み鉄爆誕】

「僕は乗り鉄ではありません」

北海道出身で、遠くへの移動は車がフツーだった僕にとって、鉄道は興味の対象じゃなかったんです、本当に。

最初はカメラを始めた時の『いい被写体』*1程度の感覚でしか鉄道を見ていなかったんです。

それが、徐々に変わってきたのが今年3月。日大で行われた日本化学会年会のついでに、とわざわざ18切符なんぞを買ってしまって内房線外房線久留里線を完乗してしまった時に「朝早くからただただ電車に乗ってどこかへ行くのがこんなに心躍るものなのか」と味を占めてしまったのです。

これが、きっと、運の尽き。

「日本一海に近い駅が青海川駅なんだよ」という囁きに「行ってみたい」という欲望がこう、むくりと頭をもたげてきまして。

そして、この夏。8/12、行ってきましたよ、青海川駅に。

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青海川までの行程はざっとこんなもの。

0623発 富山 

 ↓    あいの風とやま鉄道 泊行

0713着 泊
0715発 

 ↓          えちぜんトキメキ鉄道 直江津

0826着 直江津
0945発

 ↓          JR信越本線 長岡行

1020着 青海川

 



ただ、ただ電車に乗るだけ。青海川乗り鉄の師と合流し、電車が来るまで色々と話をしてから、直江津に戻り、そこから更に泊行に乗り換え。

道中、ずっとビールを飲んでました。なにも考えずにぼーっと海を眺めて飲むビールは最高でしたよ。

*1:ポートレートなんて撮ろうもんなら被写体から文句を言われますからね。それが怖くて怖くて

【公開カッコカリ】海王丸 総帆展帆 7/26【写真】

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【文房具の旅】パイロット キャップレス・デシモ EF【万年筆】(2015.7.22 訂正・追記)

誕生日が近いので、自分に誕生日プレゼントを買いました。

www.pilot.co.jp

前々から憧れていた、ノック式万年筆「キャップレス・デシモ」です。

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軸はレッド、ペン先はEFです。パイロットの細字ペン先はフローがいいので、つまりにくく使いやすいですよね。

下の部分がノック部分で、クリップが付いている上の部分からペン先が出てきます。

 

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ノックしてペン先を出してみるとこんな感じです。クリップが邪魔して握りにくそう、と思いがちですが、全くそんなことはないです。インク漏れを防ぐ為にシャッター機構を採用している点といい、収納したペン先が上を向くようになっている点といい、この握りやすさといい、考え抜かれたデザインです。

 

 

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中をばらして、ペン先の部分にコンバータ(CON-50)を装着してインク(ブルーブラック)を吸い上げたところです。ノック式って、こんな感じになってるんですね。

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ちなみに、コンバータ部分には、空のカートリッジと金属製のキャップが付いていました。キャップは、ノック機構からカートリッジを守るためみたいですね。なお、コンバータにするとキャップは入りませんでした。

 

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さっと、書いてみました。フローもよく、書き味も全く問題ないです。いや、とてもいいです。

 

2015.7.22追記
キャップレス→キャップレス・デシモ に訂正しました。
キャップレスだと、軸がデシモよりひと回り太いですからね。