やにうさぎの雑記帳~140字じゃ語れない~

某呟きSNSには入りきらない思いやなんかを書いています。

昔の偉い人は言いました。『困難は分割せよ』と。

最近、ちらほらとブログを更新する方々を見かけたので、僕も書こうかな、と思い立ったのが数日前。

今週はどうも『心調』(という表現を見かけて気に入ったので使ってみたかった) がよろしくなかったらしく、仕事中に謎の焦燥感や不安感がこみ上げてきて、心がソワソワして落ち着かなかった。美味しいものを食べたり、お酒を飲んだりして、なんとか立て直そうとしてもイマイチだった。

とはいえ、なんとかこうして週末を迎えられたし、ブログみたいなものでも書いて、少し頭の中を整理しようかな、と思い立って、こうして書いてみている。
もう1年くらい書いてなかったらしい。最後の記事が去年の4月だ。
まあ、そんなこともある。

 

さて、タイトルにした『困難は分割せよ』はデカルトが『方法序説』で述べたもの。


よく、自己啓発というのか意識の高そうな仕事術なんかで、いかにも出てきそうなフレーズだけれども、そんな話をしたいわけじゃなくて「心がしんどくて参っちゃったんだけど、それでもちょっと前に進まなきゃいけない」とか「心を立て直すのに時間が必要なんだけど、諸事情で時間がないので、緊急回避的になんとかしたい」とか、そういったときに、僕が実際に使ってる手法をメモ代わりに書いておくよ、という話。
あくまでも僕がやっている手法なので、他人がやったところの効果のほどはわからないけれども、こういう方法もあるよ、ということを知っているだけでも心のしんどさが少しでも楽になるかな、と思ったり。

 

(1) 一日でやらなきゃいけないことを箇条書きにする

これはよくあるライフハック (この言葉、あまり聞かなくなったよね) だし、当然のようにやってる人は多いだろうけど、これが基本のキ。
やらなきゃいけないことの「見える化」ってやつですね。

 

(2) 心がしんどいときには、箇条書きの内容を細分化しよう 

ただ、「見える化」しても、心がしんどくて、それにサッと取り組めないという状態になることがあったりします。気力がどこかにいっちゃってたり、やる気が家出してたり、というのもあるかもしれない。

そういうときには、箇条書きにするタスクを細分化しています。

例えば、『お昼ごはんを食べる』

「いや、ごはんくらい食べれるでしょwww」と笑われるかもしれないけど、心がしんどいときは、お昼ごはんさえも手帳のやることリストに入れておかないとできないのだ。
さて、この『お昼ごはんを食べる』というタスクを細分化してみるとこうなる。

1. お財布を右手に持って、自席から立ち上がる
2. 食堂に行く
3. 麺類の列に並ぶ
4. かけそばを頼む
5. お金を払う
6. 一人になれる席で食べる(15分)
7. 食器を返す
8. 食堂を出る

なんじゃこりゃ、と言われそうだけど、これ、実際に僕の手帳に書いてありますからね。心の調子が悪い時ですけど。
かけそば食べてるのは、僕がそば好きだからです。
何も考えずに好きなそばをすすってりゃ食事が終わるからね。
なんだったら、1の財布を右手に持つところ自席から立ち上がるところは分けても良いし、2は階段を降りて外に出て食堂に行くにしてもいい。
とにかく行動を書き出してしまって、あとはその通りに動く、ということなのです。
これだと、頭を使わなくてもお腹がいっぱいになる。
6で食べる時間まで指定してるのは、混んできた、とかそういうことを考えなくていいから。

同じ要領で「XXサンプルの〜測定」とか「XXの合成」というお仕事のタスクも、考える余地がないレベルにまでバラバラにする。で、あとは無心に実行して、手帳に赤線を引いて消していく。全部消えたら、お仕事は終わり。帰ろう、となる。

・・・・ということを話すと、「仕事を考えずにやるとはけしからん」とかその他諸々と言われるわけですが、心がしんどくても一応専門教育というものを受けて、その専門を使って仕事をしている人間なので、頭を使ってタスクをバラバラにしてます。
大それたことを言えば、「自分が使い物にならなくても、なんとか手がつけられるレベルまでにタスクをバラバラにする能力」とでも言いましょうか。

大したことをしてるわけではないんですが、これができるおかげで自分のコントロールを失っても一応仕事はできるし、誰かと一緒に仕事をする時にも役に立ちます。わからないことをひとつずつ聞いていくとか、逆に相手がわからないことをひとつずつ要素に分解して話をするとか。

 

なんだか話がまとまらないので、この辺までに。
やっぱり、僕は彼らみたく上手い文章が書けないなあ、、、