季節外れの北帰行~帰省4日目~
今日は廃線跡を見てきました。
実は、鉄道に興味を持ったのはつい最近。
小さい頃から乗り物は好きだったけど、北海道という土地柄や親戚に農家が多いこともあってか、「はたらくくるま」が好きでした*1。
ですが、北海道を離れて北陸で生活するようになってからというものの、鉄道という交通手段が一気に身近なものになりました。
かつて、この十勝管内にも南北を貫く鉄路がありましたが、僕が生まれる前に廃線になってしまったものばかりです*2。
士幌線、池北線、広尾線.....
士幌線は全く記憶にありませんし、池北線は「ふるさと銀河線」という名前で細々と続けられていたことしか知りません。広尾線に至っては、愛国駅と幸福駅、広尾駅の駅舎が残っていたかなぁ、くらいの印象なのです。
「ドライブ+廃線跡見学+写真を撮る」という新しい休日の過ごし
ドライブは大好きです。それこそ、暇さえあれば1日中街をグルグルしていられます*3。
ならば、ドライブがてらに廃線巡りをしよう。せっかくだから写真も撮ろう。
そんなこんなで、今回は士幌線の廃線跡でも有名なタウシュベツ橋梁を見に行くことにしました*4。
タウシュベツ橋梁を眺めるためには「タウシュベツ橋梁展望台」に行く必要があります。この展望台は糠平湖に沿って走る国道273号線沿いにあります。若干ではありますが、駐車スペースもあります。
入口はこんな感じ。鬱蒼とした林に遊歩道があります。
ここでいう熊とはヒグマのことです。登別にいる連中ならまだしも、フリーのヒグマさんにはちょっと遭いたくありませんね*5。
この道をノコノコと行くと、左右に拓けたところに出ます。かつて線路が敷かれていたところは今はこうして遊歩道として整備されています。
国道駐車場というのは最初に説明した国道沿いの入り口。展望広場からタウシュベツ橋梁と糠平湖が一望できる。
そして、更に奥へと進んでいくと、展望広場からタウシュベツ橋梁が見えます。
だいぶ水没していますが、これは糠平湖の水位の変動によるもので、あとひと月もすると完全に水没してしまいます。次に姿を見せるのは1月ごろということです。
もっと近くで見て来ればいいじゃないの。
そう言えば、近くに林道があったなぁ、と思い出して、3.5 kmほど先の林道入り口まで行ってみました。
(↓q↓)オオオオオオオオオオオオオオオオオ......... ヒグマ・・・・
封鎖されていました。4 kmの林道を歩けるような恰好をしていなかったので、今回は断念しよう、ということで引き返してきました*6。
以上、旧士幌線、タウシュベツ橋梁を巡ってみました。今度はきちんとした装備を持ってこよう・・・うん。